まちづくりの大きな課題として「福生駅西口の再開発」そして「富士見通りの拡幅に伴う沿道のまちづくり」が挙げられます。福生駅を中心に西口・東口、相互の魅力が高まるように、そして少子高齢社会に対応した「まちづくり」をしていくことが大切だと考えます。町会長や建築事業者としての経験を活かし、総合的な観点から市に対して要望・提案しています。
福生駅西口 再開発
西口の再開発については、地域の新たな発展と持続可能な「まちづくり」につながる施策の推進を要望しています。どのような街を目指すのか。論点の一つは、市内の老朽化した公共施設の建て替えや改築、合築と、どのような公共施設を駅周辺に配置していくかということです。議会では、公共施設等総合管理計画、立地適正化計画について一般質問し、市民への説明と理解を得て確実に推進していくことを要望しています。
福生駅東口周辺のまちづくり
福生駅東口周辺のまちづくりは、計画的なバリアフリー化等の整備が不可欠で、西口の再開発に伴い計画的に行うよう要望しています。また、平成34年度に完了予定の富士見通りの拡幅工事に伴って「富士見通りまちづくり協議会」が発足しており、その支援について多くの一般質問を通じて後押ししています。そして飲食店街については、地域の特徴が生かされつつ、健全な形で発展していくことが重要です。防犯・防災活動に継続的に取り組めるよう、警察や米軍と地域の協力体制の構築に尽力しています。
町会・自治会
町会・自治会は地域の要です。加入率の低下という問題を抱えていますが、地域防災や福祉の中心的な役割を担っています。議会では様々な観点から一般質問で取り上げ、活性化に寄与する施策の提言や要望を行っています。今後は学校との関係も深くなっていくことから、学区と町会・自治会の区割りについて議論を前へ進めることを要望しています。
土地の利活用
市域の狭い福生市にとって、土地の効率的な活用は大きな重要課題です。議会では一般質問「自由広場及び市内の未利用地について」で問題提起し地域の発展につながるよう要望しました。そして民間活力の導入による公園の新たな活用方についても提言し、公園行政の新たな施策展開につながりました。
住み慣れた地で安心して暮らすためには、まちが安全でなければなりません。そこで重要なのは自助・共助・公助です。まずは、自分の身は自分で守ること、そして住民がお互いに助け合うことが何よりも大切です。そのための意識づくりと仕組みづくりが今後の大きな課題です。
地域の防犯・防災
福生駅東口飲食店街の健全な発展のため、外国人店舗経営者を含めた「防災訓練」、横田基地OSI (※) による「偽米ドル札の見 分け方講習会」等の実施支援をいたしました。また福生警察、米軍横田基地、東口駅前商栄会、地元町会、防犯協会等との連携による「福生駅東口飲食店街環境浄化防犯パトロール・ローラー作戦」について一般質問で取り上げ支援を要望しました。
※OSI・・・ 海外特別捜査隊。Overseas Special Investigationの略語。
防災訓練
毎年度、自主防災組織が中心となって行われている市の総合防災訓練に、より多くの市民が参加し、有効な訓練が行われるよう、議会では総合防災訓練の課題について、また学校と地域の連携による防災訓練について一般質問し、児童・生徒も参加する総合防災訓練の必要性を訴え要望しています。
福生駅東口飲食店街 防犯カメラの設置
地域住民と飲食店経営者の念願だった福生駅東口飲食店街の「防犯カメラの設置」について一般質問や予算審査特別委員会等を通じて市に対して要望し、H30年度、実現の運びとなりました。
地域防災
地域防災の要である町会・自治会が担う自主防災組織、そしてもう一つ地域防災にとってなくてはならない存在が消防団です。消防団の活動を多くの市民が理解し、市民との連携による地域防災力の向上がさらに進むよう要望しています。
教育の本質は生きる力を育むことにあります。価値観の多様化、グローバル化、少子高齢化が進む中で、よりよく生きるために、学校教育はもちろん、あらゆる世代の学びを保証し、市民がより豊かで良質な教育の機会を得ることができるよう、様々な角度から後押しします。
コミュニティ・スクールの導入と拡大
コミュニティ・スクールは、保護者や地域住民などが一定の権限と責任をもって学校運営に参加する公立学校の新しい仕組みで、平成32年度までに福生市内の市立小中学校すべてが順次コミュニティ・スクールになります。その最も大きな意義は、学校と地域との絆が深まることです。議会では学校と地域の双方に相乗的な効果が生まれるよう、あらゆる角度からの一般質問を通じ要望しています。
学校教育
学校教育の目的は未来を担う子供たちの生きる力を育むことにあります。議会では安全教育、いじめ問題について取り上げ、子供たちが安全に、安心して学ぶために必要な学習環境の充実を要望しています。また、学力の定着、増進に欠かせない家庭学習に有効なICT (※) を使った教育の推進、グローバル社会に対応できる人材を育成するための英語教育の充実をさらに推し進めます。
※ICT・・・ 情報通信技術。 Information and Communication Technologyの略語。
生涯学習
社会の変化に伴い生涯学習に対するニーズは多様性を増しています。生涯学習活動は地域を支える人材を育てると同時に、学び続けることで生きがいが生まれます。そして少子高齢社会ではその学びを地域社会に還元していくことが求められます。議会では高齢者の生涯学習について取り上げました。意欲的に学び続けるための環境づくり、生涯学習で生まれる「地域力」「市民力」の連携を進めています。
主権者教育・シチズンシップ教育
地域社会に民主主義が定着することなしには本物の「地域力」「市民力」は育ちません。時間をかけ教育の力で自立的な市民を育てていくことは必ず福生の発展につながります。議会では、子ども議会と民主主義教育について、予算・決算審査では選挙常時啓発事務について質問しました。また、福生二中で「市議会議員の仕事について」講演し、投票行為の大切さについてもお話させていただきました。
少子化は最も大きな社会的問題であり、地域社会全体で子育てを支援する仕組みをつくる必要があります。安心して子を産み育てる喜びを感じるためには何が必要かさらに議論を深めること、そして健全な子どもの育成が行われるための施策の展開が求められています。
切れ目のない子育て支援
福生市は子育て施策で一定の評価を得ていますが、より良い子育て支援を目指して「切れ目のない子育て支援の仕組み」を構築し ていかなければなりません。議会では子育て世代包括支援センター事業について、予算・決算審査では子育て広場事業、ひとり親家庭自立支援事業、認定保育所運営助成事業などの質問を通じ、様々な事情をもつそれぞれの家族に寄り添う子育て支援策が行われるよう、市への働きかけを行っています。
保育園の理事として
本町保育園、熊川保育園、すみれ保育園を運営している社会福祉法人不動福祉会の理事として得た知識を活かし、待機児童を出さないための施策、幼稚園・保育園と小学校の連携等の後押しをしていきます。市の子育て支援策がより充実したものとなるよう今後も保育現場の声や保護者の声に耳を傾け、より良い保育環境づくりを推し進めます。
地域懇談会への出席
児童館が主催する地域懇談会は、子どもへの支援、子育て支援に深く関わる地域の皆さんが出席する会議です。情報交換の中で明らかに なった課題を整理し政策に生かすよう市に要望しています。
子ども会への協力
子ども会の保護者の皆さんと定期的に情報交換をしています。子育てや教育についての質問や相談、意見等を伺い、より良い子育て支援が行われるよう、市へ生の声を届けています。
核家族化や生活環境の変化のなか、地域にはそれぞれの状況にあった支援を必要としている多くの市民が生活しています。住み慣れた地域で生活していくためには、地域の支えあいが必要です。地域のつながりが薄れるなかで地域福祉の充実を図るためには、市民の福祉への理解と連携の強化が大きな課題です。
福祉のまちづくり
人生100年時代を迎え、住み慣れた地域で、健康を維持し、生きがいをもって暮らしていくことは、市民の大きな願いです。住み続けたいまち「福生」のため、インフラのバリアフリー化、見守り支えあう体制の強化など、福祉のまちづくりに力を入れています。議会では高齢者の生涯学習、高齢者にやさしいまちづくり、民生委員などについて、予算・決算審査では福祉バス、成年後見制度、歯科検診などについて質問しました。
地域包括ケアシステム
社会保障費が増大するなか、地域包括ケアシステムは全国で展開されている介護保険事業の柱です。その制度を下支えするのは地域の力です。地域の人材の掘り起こしを行い、福祉の柱として活躍するための環境整備を進めるよう、要望しています。議会では地域包括ケアシステムについて、地域共生社会の形成について、予算・決算審査では在宅介護支援センター事業、介護予防・地域支えあい事業などについて質問しています。
ふっさボランティア・市民活動センター運営委員として
社会福祉協議会のFVAC(ふっさボランティア・市民活動センター)運営委員として活動しています。様々な活動領域のボランティア・市民 活動・NPO法人等との協働を進め、活力ある地域社会をつくるための取り組みを行っています。予算・決算審査、一般質問を通じて、こうした各種団体への支援を推進しています。
老人会への協力
定期的に老人会の皆さんと意見交換を行っています。皆さん、市政に関心が深く、要望や政策提案を数多くいただきます。高齢者が「生きがい」をもって地域で生き生きと暮らしていくため、健康施策の充実はもとより、高齢者スポーツ(輪投げ、ペタンク、ゲートボールなど)や地域会館・公民館で行われる生涯学習、地域でのボランティア活動などに必要な環境整備を、議会活動を通じて推し進めます。
少子高齢社会、人口減少だけではなく、横田基地対策、再開発事業、公共施設の老朽化、さらには増加する外国人への対応など福生市は複雑で大きな課題を抱えています。こうした課題に対応していくためには、行政改革を進め、効率の良い市政運営を行っていく必要があります。社会や時代の変化に対応できる持続可能な市政運営が今まさに求められています。
組織改革
市が様々な課題を前に、あらゆる市民のニーズに応えていくためには、組織体制の強化と人材の育成が欠かせません。議会では人材育成の推進と任用制度について、組織の横断的な連携、職員数については「量の改革」から「質の改革」への提言をしています。
広域連携
福生市は一部事務組合(福生病院組合、西多摩衛生組合、瑞穂斎場組合、東京たま広域循環組合)をはじめ近隣他市との連携を図っていますが、人口減少社会において、公共施設の在り方など広域連携の観点から本格的な議論を進めることが必要です。近隣他市の若手議員とも意見交換を行いつつ新しい広域連携の在り方を提言していきます。議会では毎年開かれる広域連携サミットについて取り上げ一般質問を行いました。
市民協働
社会状 況の変化による行政の様々な課題を解決するには、政策形成からその実行に至るまで、様々なレベルでの市民との協働によるまちづくりを進める必要があります。議会では市民提案制度など市民のアイデアを生かす制度設計、市民とのパートナーシップの確立を一般質問を通じて要望しています。
ICT化の推進
より効率的な市政運営が求められる現代ではICT (※) の活用を積極的に進めていかなければなりません。議会では庁舎及び各施設におけるICTの活用状況について、そして教育におけるICTの活用について一般質問を行い、ICTの導入により、組織間の連携や市民との連携を強化し、より効率的、効果的な市政運営を行っていくための環境整備の推進を要望しています。
駅を中心に商業が発展し、多くの来訪者で活気があった時代とは異なり、まちも人の意識も大きく変わっています。少子高齢社会にふさわしい持続可能なまちづくりを進めるなかで、地元経営者の思いや市民の声を生かし、新しい技術やデザインを取り入れた商業空間の再構築と新たな「にぎわい」の創造を後押しします。
観光・シティセールス
価値観の多様性は観光に大きな変化をもたらしています。都市の魅力とは「人を引きつける力」であり、まち歩きや地域の産業・文化・ 歴史に触れ、住民との交流を楽しむ形へと変化しています。市内の観光資源を活用し、冊子、映像、SNS等のあらゆる媒体を通じて、福生の魅力をさらに発信できるよう要望しています。予算・決算審査では、まちの魅力発信事業、観光推進事業、まちなかおもてなし事業、コミュニティビジネスなどについて質問しました。
福生社交飲食業組合の相談役として
福生駅東口飲食店街を中心に市内全域に組合員をもつ福生社交飲食業組合の相談役顧問として会員の皆さんの活動を支援しています。意見・情報交換しながら、大人が安心して楽しめる飲食店街を目指して活動しています。
ソーシャルメディアの活用
現代はあらゆる世代がスマートフォンを手にし、情報を得ることはもちろん、誰もが情報発信の担い手となっている時代です。人と人をつなぐツールとしてソーシャルメディアを有効に活用し、商業振興に結び付く施策の展開を要望しています。議会ではソーシャルメディアの活用や、市民からの情報発信の活用について一般質問を行いました。